Gaming Life

一日24時間、ゲームは10時間

WindowsでMacのようにキーボードショートカット一発で呼び出せる辞書アプリ「RapidDict」を買った

f:id:ai_gaminglife:20210228204514p:plain

学生時代、研究室で支給されたmacを使っていた時期がある。その時よく使っていたmacの機能で、Windowsにもほしいなあと思ったのが「spotlightで起動できる辞書検索」機能だ。

spotlightとはmacに標準に搭載されているランチャーアプリのことで、これを使ってショートカット一つで起動し、アプリの起動やファイル検索などを容易に呼び出すことができる。このspotlightには辞書.appが組み込まれており、調べたい単語を入れると、その辞書ページに一発で飛ぶことができる。この機能のお陰で、大学時代海外の論文を読むときに簡単に英単語を調べられて、助かったのを覚えている。

inforati.jp

Windowsにも「Wox」などmacのSpotlightに相当するサードパーティ製アプリは存在する。私の場合、Microsoftが開発しているユーティリティアプリ「PowerToys」にバンドルされている「PowerToys Run」を使っている。

github.com

ただ、これらのランチャーアプリには辞書が組み込まれていない。また、ショートカット一つで起動できるような出来の良いWindows用辞書アプリもないため、macを研究室に返還して自宅のWindowsで英単語を調べるときは、仕方なくブラウザを立ち上げてWeblio辞書を使っていた。

で、最近になってショートカット一つで起動できるWindows向け辞書アプリを見つけた。それが、RapidDictだ。

yomogisoftware.biz

RapidDictはアプリ自体は無料だが、辞書データ(英辞郎)を入手するのに980円支払う必要がある。一応無料の辞書データもあるようだが、かなり貧弱なため、基本RapidDictを使うなら980円を払うべき。

RapidDictを使ってみて、正直アプリ自体の出来はあまり良くないと感じた。購入した辞書データをインストールする際何度かアプリがダウンすることもあったし、検索速度も決して早いとはいえない。

ただショートカット一つで起動できる英語辞書というだけで、その出来の悪さに目をつぶって使い続けたくなる魅力がある。Windowsで英単語を検索するためだけにわざわざブラウザを起動するのに嫌気が差している人は、是非RapidDictを試してみてほしい。

……PowerToys Runに辞書機能入らないかなあ……