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VSCodeでAsciidocを書く時相対パス入力補完を働かせる

当ブログで何度か紹介しているAsciidocだが,仕様書を書いたり,レポートを書いたりするのに非常に重宝している.

ただ,画像挿入時などで,相対パスの記述をする時に,Path InteliSenceによる入力補完が効かないことがとにかく不便だった.

import {} from './include/hogehoge'  // 引用符で囲む時は補完が効く
image::./img/sample.png     // 引用符で囲んでいないので補完が効かない

この度この問題を解決出来たのでメモ.

Path Autocompleteによるパス入力補完

まず,Path Intelisenceを入れている場合はアンインストールし,代わりに,Path Autocompleteを導入する.

marketplace.visualstudio.com

ただ,Path Autocompleteのデフォルト設定のままでは,目的の入力補完が効かない.

  • Path Autocompleteのデフォルト設定
import {} from './include/hogehoge'  // 引用符で囲む時は補完が効く
image::./img/sample.png     // 引用符で囲んでいないので補完が効かない

Path Autocompleteの設定の内, path-autocomplete.triggerOutsideStringstrueにすると,引用符で囲まなくても入力補完が効くようになる.

しかしながら,これでも,目的の入力補完が効かない.

  • Trigger Outside Strings On
import {} from './include/hogehoge'  // 引用符で囲む時は補完が効く
./img/sample.png            // 引用符で囲まなくても補完が効く
image::./img/sample.png     // ':' と './'の区切りを認識出来ないので補完が効かない.

path-autocomplete.pathSeparators は,文と ./ の区切りを定義している.ここに,: を加えることで, image::./img/sample.png と入力する時も,相対パスの補完が効くようになる.

まとめ

  1. Path Autocompleteを導入
  2. path-autocomplete.triggerOutisideStringsをtrueに設定
  3. path-autocomplete.pathSeparatorsに : を追加
  4. おわり!