当ブログで何度か紹介しているAsciidocだが,仕様書を書いたり,レポートを書いたりするのに非常に重宝している.
ただ,画像挿入時などで,相対パスの記述をする時に,Path InteliSenceによる入力補完が効かないことがとにかく不便だった.
import {} from './include/hogehoge' // 引用符で囲む時は補完が効く image::./img/sample.png // 引用符で囲んでいないので補完が効かない
この度この問題を解決出来たのでメモ.
Path Autocompleteによるパス入力補完
まず,Path Intelisenceを入れている場合はアンインストールし,代わりに,Path Autocompleteを導入する.
ただ,Path Autocompleteのデフォルト設定のままでは,目的の入力補完が効かない.
- Path Autocompleteのデフォルト設定
import {} from './include/hogehoge' // 引用符で囲む時は補完が効く image::./img/sample.png // 引用符で囲んでいないので補完が効かない
Path Autocompleteの設定の内, path-autocomplete.triggerOutsideStrings
をtrue
にすると,引用符で囲まなくても入力補完が効くようになる.
しかしながら,これでも,目的の入力補完が効かない.
- Trigger Outside Strings On
import {} from './include/hogehoge' // 引用符で囲む時は補完が効く ./img/sample.png // 引用符で囲まなくても補完が効く image::./img/sample.png // ':' と './'の区切りを認識出来ないので補完が効かない.
path-autocomplete.pathSeparators
は,文と ./
の区切りを定義している.ここに,:
を加えることで, image::./img/sample.png
と入力する時も,相対パスの補完が効くようになる.
まとめ
- Path Autocompleteを導入
- path-autocomplete.triggerOutisideStringsをtrueに設定
- path-autocomplete.pathSeparatorsに
:
を追加 - おわり!